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無産階級(むさんかいきゅう)

プロレタリアートの訳語。明治期はブルジョアジーの「紳士閥」に対して「平民」と訳され,「労働者階級」ともいわれた。吉野作造が1919年(大正8)に「無産階級」の用語を使用後しだいに定着,社会主義政党も「無産政党」と称され,第2次大戦期まで通用した。戦後は「労働者階級」の用語が定着した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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