投機的・冒険的経営によっていっきょに巨富を得た者をさす。日露戦争後に使われ始め,その後第1次大戦期の軍需景気,朝鮮戦争時の特需景気の頃までジャーナリズムで使用された。大戦景気の頃に最も人口に膾炙した。半年60割という史上最高の配当を行った船成金の内田信也,株成金の野村徳七,鉱山(ヤマ)成金の久原(くはら)房之助らが有名。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう