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難波長柄豊碕宮(なにわのながらのとよさきのみや)

「日本書紀」にみえる孝徳天皇の宮。645年(大化元)の難波遷都により造営を開始し,将作大匠の倭漢直(やまとのあやのあたい)荒田井比羅夫が造営を担当して652年(白雉3)に完成する。宮殿は言葉に表せないほど立派であったという。孝徳天皇の死後も存続するが,686年(朱鳥元)1月,火災により焼失する。大阪市中央区法円坂で発掘された前期難波宮に比定する説が有力。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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