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中山忠親(なかやまただちか)

生没 1131~95.3.12 平安末~鎌倉初期の公卿。羽林(うりん)家である中山家の祖。藤原忠宗の三男。母は藤原家保の女。中山内大臣と称する。1140年(保延6)従五位下。蔵人頭・参議・権中納言などをへて91年(建久2)内大臣。有職故実に通じ,朝儀に明るく重んじられた。85年(文治元)源頼朝の推挙で議奏公卿となる。日記「山槐記(さんかいき)」は治承・寿永の乱前後の重要史料。著書「貴嶺問答(きれいもんどう)」。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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