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長門探題(ながとたんだい)

鎌倉末期に長門・周防両国の守護を兼務した北条時直に対する「忽那(くつな)文書」「太平記」などの表現。探題の呼称は,時直の権限が他国守護より強かったためと推測される。長門国は元寇に対する防衛のうえで九州につぐ重要地域であったためであろう。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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