日本初の洋式の近代病院。海軍伝習派遣教官として来日したポンペが,コレラの大流行を契機に江戸幕府に対しヨーロッパ式の病院の設立を申請。1861年(文久元)8月に開所した。病棟2棟のほか隔離患者室・手術室・運動室(リハビリテーション用)・料理室などを備える。ポンペは翌年の帰国までにここで930人を診察した。65年(慶応元)に精得館と改称。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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