年中行事絵巻(ねんじ...
宮廷や公家の行事,四季の遊楽を記録した絵巻。平安後期につくられた原本は散逸・焼失したが,土佐広通(住吉如慶...
念珠関(ねずがせき)
念誦の関・念種関とも。出羽国に設けられた関。勿来(なこそ)関・白河関とともに奥州三関の一つ。11世紀の成立...
年代測定法(ねんだい...
ある現象がおこった年代や地層の形成年代を測定するさまざまな方法の総称。これらの測定法は境界が明確ではないも...
鼠の草子(ねずみのそ...
室町物語の異類物。1巻または5巻。作者不詳。室町後期には成立。四条堀河に住む古鼠の権頭(ごんのかみ)は,清...
粘土槨(ねんどかく)
古墳の墳丘上に長方形の土壙(どこう)を掘り,棺床(かんしょう)として粘土や木炭を敷き,割竹形木棺や組合せ式...
熱残留磁気法(ねつざ...
住居跡の炉や窯跡の焼土が帯びている地磁気の偏角や伏角を測定し,遺構の年代を決定する方法。地磁気の方位はある...
念仏(ねんぶつ)
仏を憶念(おくねん)することで仏道修行者が修すべき行法の一つ。念仏の仏を仏身とすれば観念・観仏となり,仏名...
熱ルミネッセンス法(...
土器を熱したとき,赤熱する以前の低い温度で,胎土中の鉱物が蛍光を発する。この蛍光の強さは古い土器ほど強いと...
念仏往生(ねんぶつお...
阿弥陀仏を念ずることにより極楽浄土に往生すること。諸行と諸仏国土往生に対する。源信(げんしん)の「往生要集...
年官(ねんかん)
年給のうち下級官職の推挙枠。9世紀半ばから発達し寛平年間に整備された。親王給・公卿給・女御(にょうご)給・...