念仏踊(ねんぶつおど...
念仏や和讃を唱えつつ鉦(かね)・太鼓をたたいて踊躍(ゆやく)すること。平安中期に空也(くうや)が京都市中を...
年季売(ねんきうり)
年紀売・年期売とも。中世,一定の契約期間の終了後に対象物件を売主に返却することを特約した売買。とくに東国や...
念仏講(ねんぶつこう...
念仏を行う信者の集会。時代や講を構成する主体により目的や実態が違う。10世紀末に始まる比叡山横川(よかわ)...
年紀法(ねんきほう)
年序法とも。一定の年数の経過が権利関係に一定の効果をもたらす,近代法の時効に似た中世武家法の法理。基準とな...
年分度者(ねんぶんど...
年料度者・年分学生(がくしょう)・年分とも。年ごとの定数枠が定められた得度者。696年(持統10)の10人...
年季奉公(ねんきぼう...
年切(ねんきり)とも。一定の年限をきめて行う奉公。江戸時代の一般的な奉公形態で,年季も長年季からしだいに短...
年預(ねんよ)
平安時代以降,多くの官司や院庁(いんのちょう),寺院におかれた職名。官司では,長官により判官・主典から任じ...
年給(ねんきゅう)
皇族・貴族らに認められた位階・官職の推挙枠。年料給分の略称。叙爵の推挙が年爵,下級官職への推挙が年官で,給...
年料舂米(ねんりょう...
古代において,畿内をのぞく近国や沿海諸国から毎年一定量の舂米を京進させた制度。田令には租の一部を舂(つ)い...
年行事(ねんぎょうじ...
年行司とも。中世~近世の水平的共同体・共同組織において1年交代で勤める総代・代表者。早く仏教の教団では,組...