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日本国家社会党(にほんこっかしゃかいとう)

昭和前期の国家社会主義政党。満州事変後の無産政党の方向転換の動きのなかで,社会民衆党を離脱した赤松克麿(かつまろ)派が,無産政党内部の国家社会主義派を糾合して1932年(昭和7)4月に結党。皇道政治,国家統制経済の実現,アジア諸民族解放などを主張し,直接行動による変革を宣伝。翌年7月党首赤松らが日本主義への転換を声明し,国民協会を結成して離脱。残留派は愛国政治同盟を組織した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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