日本基督公会(にほんキリストこうかい)
日本最初のプロテスタント教会。1872年3月10日(明治5年2月2日)横浜居留地で創立。のち東京日本基督公会が設立されて以後,横浜日本基督公会とよぶ。同年秋の第1回宣教師会議は,将来日本に建設される各個教会の名称と組織とを一つにしようという申合せをした。74年に四公会を基礎とした日本基督公会は,合同教会設立をめざして日本基督公会条例案を制定し,他の教派と交渉した。結局,77年10月,日本基督公会が関係のある長老・改革の2教派とともに小規模の日本基督一致教会を設立するにとどまり,一大合同教会の構想は消滅した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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