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日本学術会議(にほんがくじゅつかいぎ)

日本の科学者の内外に対する代表機関。内閣府所管。1949年(昭和24)日本学術会議法により設立。これにより従来学界最高の審議機関であった日本学士院は付置の栄誉機関となり,学術研究会議は廃止された。会員は内閣総理大臣に任命された各分野の会員210人と約2000人の連携会員からなる。任期6年で3年ごとに半数任命替え,専攻分野により3部に所属。政府から独立した活動を通じて学術上の重要事項について,政府への建議・勧告などに努める。対外的には国際学術連合に加盟し,国際会議などを主催し国の代表機関として活動する。56年日本学士院が分離独立,83年創立以来の会員公選制が改正されて学会推薦制となった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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