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日韓漁業協定(にっかんぎょぎょうきょうてい)

1965年(昭和40)に締結・発効した日韓両国の漁業に関する協定。日韓基本条約の締結にともなって成立。両国間では200カイリ水域が設定されず,相互に12カイリ内の漁業専管水域を設けること,韓国の専管水域の外側に日韓漁業共同規制水域を設け,域内での出漁隻数・漁船規模・漁獲量・操業規制を漁業種別に定めることなどを内容とした。協定締結時の韓国漁業はおもに沿岸域で操業したが,近年では日本周辺水域まで進出し,沿岸・沖合漁業との漁場競合が生じ,日韓漁業自主規制措置が講じられている。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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