日米地位協定(にちべいちいきょうてい)
1960年(昭和35)の日米安全保障条約(旧安保条約)改定とともに,日米行政協定が改定されたもの。正式名称は「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第6条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定」。新安保条約による米軍への基地提供を具体的に規定するとともに,刑事特別法など諸々の特別法と一体となって,在日米軍の軍人・軍属・家族の行動範囲を明記している。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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