農業会(のうぎょうかい)
1943年(昭和18)9月11日施行の農業団体法により,農会・産業組合などを統合して設立された農業団体。中央に中央農業会・全国農業経済会,地方に道府県農業会と市町村農業会が設立され,3段階の系統組織をとる。全国組織は45年7月に戦時農業団として統合され,第2次大戦後の同年9月に全国農業会と改称。47年12月15日施行の農業協同組合法の制定にともなう農業団体の整理等に関する法律により,48年8月15日までに事業を停止した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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