俳文俳句集。1冊。一茶(いっさ)著。1820年(文政3)成稿と推定される。版本は一茶没後25年目の52年(嘉永5)刊。逸淵(いつえん)序。四山人・西馬跋。19年の1年間の随想・見聞に四季の発句を配した一茶晩年の代表作。文は長短18編ほどを収録し,長女さとの生と死をめぐる記述が中心。初版本の巻末には諸家の寄せた俳諧作品ものせる。「古典俳文学大系」「一茶全集」所収。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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