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落穂集(おちぼしゅう)

徳川家康とその周辺に関する聞書を編年体でまとめた書。30巻。大道寺友山(ゆうざん)著。成立は1727年(享保12)冬。1542年(天文11)の家康誕生に始まり,大坂落城後の1615年(元和元)7月の改元に終わる。友山はほかに,家康入国から4代将軍家綱までの事柄を問答形式で語った「落穂集追加」(1728成立)を著した。「大日本思想全集」と「改定史籍集覧」所収本は,ともに「落穂集追加」である。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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