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落合直文(おちあいなおぶみ)

生没 1861.11.15~1903.12.16 明治期の歌人・国文学者。陸奥国本吉郡生れ。号は萩之家(はぎのや)。仙台藩伊達家の家老鮎貝盛房の次男として生まれ,平田派の国学者落合直亮の養子となる。伊勢の神宮教院から東京大学古典講習科に学ぶ。1888年(明治21)長編新体詩「孝女白菊の歌」を発表。のち森鴎外らの新声社に参加,93年短歌革新をめざし,あさ香社を設立した。「日本文学全書」や国語辞典「ことばの泉」の編纂など,国語国文研究にも寄与した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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