岡田山1号墳(おかだやまいちごうふん)
松江市大庭町の島根県立「八雲立つ風土記の丘」地内の低丘陵上にある古墳後期の前方後方墳。墳長24mで3段築成。後方部に玄室の長さ2.8mの横穴式石室があり,家形石棺と箱式石棺を安置。遺物には舶載の内行花文鏡(ないこうかもんきょう),馬具類・大刀・須恵器(すえき)などがある。1915年(大正4)に出土した鉄製銀象嵌装具付の装飾大刀は,84年(昭和59)に銘文のあることが確認された(六所神社蔵)。国史跡。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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