大山巌(おおやまいわお)
生没 1842.10.10~1916.12.10 幕末期の鹿児島藩士,明治・大正期の藩閥政治家・陸軍軍人,元老・元帥・公爵。西郷隆盛の従弟。初名弥助。江川塾で砲術を学び弥助砲を開発。維新後フランスに留学して軍事学を学び,日本陸軍の建設にあたる。陸軍卿・参議・参謀本部長を歴任,1885年(明治18)第1次伊藤内閣の陸相。日清戦争では第2軍司令官,日露戦争では満州軍総司令官を務めた。長州閥の山県有朋と並ぶ陸軍の実力者。1914年(大正3)内大臣。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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