1919年(大正8)2月9日,大原孫三郎の発意と出資により設立された民間研究機関。労働問題の研究が中心。初代所長は高野岩三郎。櫛田民蔵・森戸辰男・大内兵衛(ひょうえ)らが参加。当初は大阪にあったがのち東京に移転し,法政大学の機関となり,法政大学大原社会問題研究所となる。定期刊行物に「日本労働年鑑」「日本社会事業年鑑」などがある。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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