尾張国名古屋藩士朝日定右衛門重章(しげあき)(1674~1718)の日記。37冊。1684年(貞享元)8月29日から1717年(享保2)12月末日を記録。書名は鸚鵡の口真似のようにそのまま書いたという意味。名古屋の町人や世間のようすなどについて詳細に記録しており,江戸・京都,他藩のことにも及ぶ。名古屋藩内部のさまざまな事柄,藩主・大奥の秘事などの裏面記録も多いのが特徴。「名古屋叢書」所収。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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