奥羽越列藩同盟(おううえつれっぱんどうめい)
戊辰(ぼしん)戦争時に明治新政府に対抗して結ばれた奥羽・北越諸藩の同盟。1868年(明治元)3月,会津藩追討令をうけた東北諸藩は,14藩連署の会津藩赦免願が鎮撫総督府に拒否されると,5月3日に25藩による同盟を結成し,これに長岡などの北越6藩も加わり,仙台藩を盟主とした。しかし新政府軍の進攻で敗北や脱落があいつぎ,6月には輪王寺宮を軍事総督に迎えたが,9月に仙台・米沢両藩が降伏して崩壊した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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