Edwin Oldfather Reischauer(ライシャワー)
生没 1910.10.15~90.9.1 アメリカの歴史学者・日本研究家。駐日大使。宣教師A.K.ライシャワーの子。東京生れ。ハーバード大学で東洋学を学び,第2次大戦中はアメリカ政府の対日政策立案に協力。戦後は同大学教授として日本研究に指導的役割をはたした。広い視野に立った日本近代化の積極的理解は近代化論とよばれ,マルクス主義的研究が主流だった日本の学界にも大きな影響を与えた。屈指の知日派として1960~66年(昭和35~41)駐日大使を務め,日米関係の円滑化に尽力。「Japan―Past and Present」など日本研究に関する著作が数多く,自伝に「My Life between Japan and America」がある。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう