京都市東山区にある天台宗の寺。妙法院所管。後白河法皇が1164年(長寛2)鳥羽上皇の得長寿院にならって法住寺殿内に創建を発願し,平清盛に命じて堂舎,丈六の本尊,等身の千体観音像を造営させた。本堂は三十三間堂の名で知られる。湛慶(たんけい)作の本尊千手観音,二十八部衆,風神・雷神などの国宝と,重文の千体千手観音像を所蔵。本堂の通し矢で知られる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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