共産党員とその同調者を公職や企業から追放すること。1950年(昭和25)5月のマッカーサー声明,6月の共産党幹部の追放,7月の共産党機関紙「アカハタ」停刊命令など,占領軍による共産党排除政策などで明確になった。7月末からはマスコミ関連会社での共産党員排除が始まり,ほかの民間主要企業,公務員にも拡大。年末までに1万数千人が職場から排除された。この結果,労働組合での共産党系の影響力は弱まった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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