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霊元天皇(れいげんてんのう)

生没 1654.5.25~1732.8.6 在位1663.1.26~87.3.21 後水尾(ごみずのお)天皇の第19皇子。名は識仁(さとひと)。生母は園基音(もとおと)の女新広義門院国子。幼称高貴宮(あてのみや)。1654年(承応3)兄後光明天皇の養子となり儲君に治定。58年(万治元)親王宣下。62年(寛文2)12月元服し,翌年1月践祚。父法皇の没後は直接政務をとったが,側近らと事を謀ることが多く,朝廷内に軋轢が生じた。一方,大嘗会(だいじょうえ)の再興など朝儀の復興に意欲的であった。1713年(正徳3)8月落飾,法名素浄。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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