臨時教育審議会(りんじきょういくしんぎかい)
1984年(昭和59)8月に設置された,総理大臣の諮問に応じる教育に関する審議会。臨教審と略称。教育関係者・政財界関係者25人と専門委員20人で構成。中曾根内閣のもと,85年6月の第1次答申から第4次答申を87年8月に提出して解散した。具体的には個性重視の原則を掲げ,(1)初等中等教育関係で6年制中等学校・単位制高等学校の新設,(2)高等教育関係では文部大臣への勧告権をもつ大学審議会の創設,産学協同の推進,その他生涯学習体系への移行,国際化・情報化への対応などを答申。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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