安土桃山時代に隆達が歌いはやらせた小歌。「隆達小歌集」に伝えられる詞章は約500首あるが,恋を主題にした歌が多数を占めている。隆達自作のほか,古歌の節も付け直して新しい旋律を創造し,扇拍子で歌ったという。宝永期頃まで歌われたが,他の歌謡の流行で衰え,その曲節は伝わらない。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう