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立憲民政党(りっけんみんせいとう)

昭和前期の政党。憲政会と政友本党の合同によって1927年(昭和2)6月1日に成立。総裁は浜口雄幸(おさち)。29年7月浜口内閣を実現。緊縮政策を実施して金解禁を断行した。30年2月の総選挙では273人の絶対多数を獲得,4月には海軍の一部などの反対を抑えてロンドン海軍条約締結に成功。11月に浜口が右翼に狙撃され,31年4月に総裁・首相を若槻礼次郎と交代。第2次若槻内閣は満州事変の勃発もあって内政・外交ともに行き詰まり,12月総辞職。内相安達謙蔵らが脱党した。40年2月斎藤隆夫の反軍演説問題では除名を支持。近衛新体制運動に主流派は消極的であったが,新体制推進派の脱党を契機に8月15日解党した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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