六合雑誌(りくごうざっし)
キリスト教主義の明治・大正期の総合雑誌。1880年(明治13)10月,小崎弘道(こざきひろみち)・植村正久(まさひさ)らにより結成された東京青年会(YMCA)の機関誌として警醒社から発刊。内容はキリスト教に関する論説のほか,政治・文学・芸術・社会問題など多岐にわたる。98年ユニテリアン派の機関誌「宗教」を合併吸収し,同派から発行。社会主義研究会の機関誌的役割もはたすようになった。1921年(大正10)2月終刊。同年発行の「創造者」は後継誌。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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