内務次官床次(とこなみ)竹二郎の斡旋した神道・仏教・キリスト教の3宗教各宗派の代表者71人と政府関係者の会合。1912年(明治45)2月25日に華族会館で開かれた。翌日には3宗教の代表が集まり,国民道徳の振興,国民精神の陶冶(とうや)のための政治・教育・宗教の3者の協調を決議。政府はキリスト教を神道・仏教と同等に扱い,国民教化における宗教の役割に期待した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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