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沢宣嘉(さわのぶよし)

生没 1835.12.23~73.9.27 幕末・維新期の公家。姉小路公遂(きんかつ)の三男。1852年(嘉永5)沢為量(ためかず)の養子となる。尊攘派として活躍。63年(文久3)国事寄人(よりうど)。8月18日の政変で失脚,周防国三田尻に下り,官位剥奪。平野国臣らと但馬国生野(いくの)代官所を襲撃して,64年(元治元)長門国萩藩領に逃亡。67年(慶応3)王政復古で復権。参与・九州鎮撫総督・外国事務総督・長崎府知事を歴任。69年(明治2)従三位外務卿,賞典禄800石。73年駐露公使を拝命したが病死。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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