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サミット

先進国首脳会議。1975年(昭和50)から毎年1回定期的に開催されている主要先進国首脳による国際経済協調の会議。当初は第1次石油危機(73年)への対処をめぐる仏・独などの欧州諸国中心の会議であったが,日本(三木武夫首相)も第1回から仏・独・米・英・伊とともに参加。第2回からカナダ,第3回からEC委員会代表がオブザーバーで参加し,冷戦後の91年以降ロシアも加わる。80年代前半は「新冷戦」を背景に政治問題が討議されたが,最近では資源・環境問題などの地球的規模の課題にも関心が払われるようになった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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