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佐藤春夫(さとうはるお)

生没 1892.4.9~1964.5.6 大正・昭和期の詩人・小説家。和歌山県出身。慶応義塾中退。与謝野鉄幹・生田長江(いくたちょうこう)を師として文学活動を始める。「西班牙(スペイン)犬の家」に続いて,1919年(大正8)に発表された「田園の憂鬱」で作家としての地位を築く。60年(昭和35)文化勲章受章。代表作「殉情詩集」「都会の憂鬱」「晶子曼陀羅(まんだら)」,評論随筆集「退屈読本」,訳詩集「車塵集(しゃじんしゅう)」。「定本佐藤春夫全集」全36巻,別巻2巻。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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