生没 1501.4.2~79.6.30 戦国期の禅僧。諱は周良,字は策彦。謙斎とも称する。井上宗信の子。1518年(永正15)天竜寺で得度。大内義隆の要請で37年(天文6)と47年の2度,入明進貢船団の副使・正使の任につき入明。その後,天竜寺妙智院に住み,同寺の護持につとめた。2度の入明の旅を克明に記録した「策彦入明記」がある。また五山文学僧として活躍し,詩文集を残す。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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