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埼玉古墳群(さきたまこふんぐん)

埼玉県行田市にある8基の前方後円墳と1基の大型円墳および小円墳群からなる古墳中・後期の古墳群。1938年(昭和13)には9基の大型古墳が国史跡に指定。66年には「さきたま風土記の丘」の整備が着手され,68年の稲荷山古墳の発掘以降,順次調査を実施,整備された。国宝の金錯銘(きんさくめい)鉄剣を出土した稲荷山古墳,直径約100mの日本最大の円墳である丸墓山(まるはかやま)古墳,県内最大の前方後円墳の二子山古墳,全国で2例しか確認されていない馬冑を出土した将軍山古墳などを含む。全国的にも著名な古墳群。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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