相楽総三(さがらそうぞう)
生没 1839~68.3.3 幕末期の尊攘派志士。下総国北相馬郡出身の郷士の子。本名小島四郎左衛門将満。江戸生れ。国学と兵学を修め,1861年(文久元)志士となり関東を中心に活動。天狗党の筑波山挙兵に参加,のち鹿児島藩江戸藩邸に浪士隊を結成し,江戸とその周辺地の攪乱にあたる。68年(明治元)1月赤報(せきほう)隊を結成,自分が建白して採用された年貢半減令を布告して東山道を進むが,東山道総督府に偽(にせ)官軍として捕らえられ斬首。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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