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酒井抱一(さかいほういつ)

生没 1761.7.1~1828.11.29 18世紀末から江戸で活躍した画家。姫路藩主酒井忠以(ただざね)の弟で,名は忠因(ただなみ)。1797年(寛政9)出家し,文詮暉真と称する。号は抱一・屠竜(杜竜)(とりょう)・庭柏子・鶯邨(おうそん)・雨華庵など。青年期に狩野派や浮世絵を学び,寛政後期から尾形光琳に私淑,江戸における新しい琳派様式である抱一派を確立した。文化人と広く交流があり,俳諧や狂歌でも活躍。代表作「夏秋草図屏風」(重文)「四季花鳥図巻」「十二カ月花鳥図」。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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