京都市西京区の西芳寺の庭園。上段に枯山水,下段に黄金池を中心として四島八橋をもつ池泉回遊式庭園で構成。苔におおわれ,西芳寺は苔寺の名で知られる。往時は現在の10倍近い面積をもち,夢窓疎石(むそうそせき)の作庭といわれ,名園の名をはせた。国史跡・特別名勝。池畔の桃山期の茶室湘南(しょうなん)亭は重文。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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