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千姫(せんひめ)

生没 1597.4.11~1666.2.6 徳川秀忠の長女。母は浅井長政の女崇源院。1603年(慶長8)7月豊臣秀頼に嫁した。15年5月豊臣氏滅亡の際,大坂城を脱出。16年(元和2)伊勢国桑名藩主本多忠政の長子忠刻(ただとき)に再嫁し,化粧料10万石が与えられた。翌年姫路に移る。1男1女を生むが男子は夭折。26年(寛永3)忠刻没後落飾して天樹院と号し,江戸竹橋門内に住居した。弟徳川家光の厚遇をうけて勢力をもつ。また家光の要請でその次男綱重の養育にあたった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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