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全国民衆党(ぜんこくみんしゅうとう)

昭和初期の中間派無産政党。1929年(昭和4)9月,日本労働総同盟の第3次分裂によって中間派が労働組合全国同盟を結成すると,社会民衆党でも全国同盟派が分離し,これに宮崎竜介らも加わって,30年1月に結成。中央執行委員は田万清臣(たまんきよおみ)・宮崎ら。中間派の日本大衆党に接近,2月の総選挙の不振から,無産政党合同に力を注ぎ,7月日本大衆党・無産政党戦線統一全国協議会とともに,全国大衆党を結成した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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