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新薬師寺 薬師如来像(しんやくしじやくしにょらいぞう)

本尊で,本堂の円形須弥壇上に安置される。左手に薬壺(やくこ)をもち裳懸宣字座(もかけせんじざ)に座る姿で,光背の6体の薬師化仏とあわせて経典に説く七仏薬師を表す。榧(かや)材の一木造,素地仕上げ。大きな眼や彫りに像の力強さが表現される。8世紀末,同堂で行われた薬師壇法の本尊として造られたと推定される。像高190cm。国宝。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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