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臣民の道(しんみんのみち)

「東亜新秩序建設の歴史的使命」と国民道徳のあり方を説いた文部省教学局の著作。1941年(昭和16)7月に刊行され,高度国防国家のもとでの臣民としての心得と日常生活のあり方を詳細に説いた。1937年刊の「国体の本義」と並ぶ政府の正統的国体論。その内容は大東亜共栄圏建設という地理的広がりをもち,国民生活の隅々にまで及んでいた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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