宮将軍とも。鎌倉幕府将軍のうち,後嵯峨上皇の皇子の6代宗尊(むねたか)親王,その子で7代惟康(これやす)親王,後深草上皇の皇子の8代久明(ひさあきら)親王,その子で9代守邦(もりくに)親王の4代の皇族出身将軍をいう。1252年(建長4)幕府の要請をうけた後嵯峨上皇によって宗尊親王が鎌倉に下されてから,1333年(元弘3)の幕府滅亡まで続いた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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