貝原益軒(えきけん)の学問論。6巻。1714年(正徳4)成立。哲学・経義・道徳・倫理・教育などについての概説書。学問における慎思の重要性を説くなかで朱子学に対する見解をのべる。「大疑録」に至る過渡的な著作。付載の自己編には自身の事業や学問についての晩年の感懐をのべる。「益軒全集」「日本倫理彙編」所収。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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