真珠湾攻撃(しんじゅわんこうげき)
太平洋戦争開戦初頭,日本の空母群がハワイのオアフ島の真珠湾に在泊するアメリカ太平洋艦隊主力を奇襲した作戦。山本五十六(いそろく)連合艦隊司令長官の発想により実行され,択捉(えとろふ)島を出撃した空母6隻を基幹とする機動部隊が1941年(昭和16)12月7日午前7時55分(ハワイ時間,日本時間8日)空襲開始。在泊戦艦8隻全部を撃沈破,基地空軍に大打撃を与えた。事前にワシントンで最後通告する計画が手違いで遅れ,アメリカの「リメンバー・パールハーバー」の標語の一原因となる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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