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芝蘭堂(しらんどう)

大槻玄沢(おおつきげんたく)が経営した蘭学塾。1786年(天明6)仙台藩医大槻玄沢が江戸京橋に住み,開塾。本材木町,三十間堀,水谷町,木挽町,采女原,築地と移転。89年(寛政元)入学盟規が作られ,門人名が記録された。「載書」には94人の署名・血判がある。蘭学入門書「蘭学階梯」の普及とともに,全国から俊秀が集まり,95年1月1日から開催されたオランダ正月の賀宴とともに,江戸蘭学の中心的存在となり,全国的普及に大きな役割をはたした。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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