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白河(しらかわ)

白川とも。京都の鴨川の東側一帯をさす。かつて京都の東北部から鴨川に合流していた白川流域の扇状地にあたる。本来は,現在の京都市左京区北白川あたりから左京区岡崎あたりまでをさしたようだが,平安末期に院の御所や六勝寺などがたてられて都市化が進み,鴨川の東側一帯が白河の語で代表されるようになった。その繁栄ぶりから,「京・白河」と京に並び称された。江戸時代の白川村は現在の北白川にあたる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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