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正法眼蔵随聞記(しょうぼうげんぞうずいもんき)

道元(どうげん)が宋から帰朝後の初開道場である京都深草の興聖寺で,嘉禎年間に門下に語った修行の用心覚悟を,高弟孤雲懐奘(こうんえじょう)が聞き書きしたもの。6巻。懐奘の没後に編纂された。大安寺本ほかの古写本系と1651年(慶安4)刊本以下の流布本系があり,巻序・字句に異同がある。「岩波文庫」「日本古典文学大系」所収。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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