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浄土寺(じょうどじ)

広島県尾道市東久保町にある真言宗浄土寺派の本山。聖徳太子の建立といい,鎌倉末期には高野山領備後国太田荘の預所淵信が別当だったが,1298年(永仁6)奈良西大寺叡尊の弟子定証が荒廃していた当寺の再興を発願,定証に寄進されて西大寺末となる。1325年(正中2)焼失するが復興。南北朝期には後醍醐天皇の勅願寺となり,足利尊氏も当寺に備後国の利生塔をおいた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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